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2021年03月10日(水)
情報社会学部の中村健二教授が、「建設機械搭載型レーザスキャナによる土工・舗装工事のリアルタイム出来形管理の実現」の共同研究で前田道路株式会社、三菱電機エンジニアリング株式会社、今井龍一教授(法政大学)および塚田義典講師(摂南大学)と共同受賞しました。
受賞した共同研究では、舗装工の中間工程における面管理の効率化を目的として、建設機械搭載型レーザスキャナを開発。施工と同時に点群データを計測し、結果を解析処理しリアルタイムに確認することを可能にしました。前田道路社の現場に適用して実運用を図るとともに、共同研究企業を通して市場へ投入する予定です。
➡ 研究成果である「建機搭載型出来形管理システム」の動画はこちら
➡ 建設通信新聞(3月15日)に掲載されました。
中村教授は、昨年度に「点群ブラウザ『3D Point Studio』による道路地物の管理効率化」でも同賞を受賞しており、2年連続の受賞となります。
i-Construction大賞は、建設現場の生産性向上を図る「i-Construction」に係る優れた取組を表彰し、ベストプラクティスとして広く紹介し、横展開することにより、i-Constructionに係る取組を推進することを目的に、国土交通省が平成29年度に創設しました。
■取組概要の資料(9ページ目)
https://www.mlit.go.jp/report/press/content/001388520.pdf
■国土交通省プレスリリース
https://www.mlit.go.jp/report/press/kanbo08_hh_000778.html
※画像はオンライン表彰式の様子。
■現地
左から、三菱電機エンジニアリング 平謙二氏、前田道路 加藤康弘氏、法政大学 今井龍一教授
■PC
左から、大阪経済大学 中村健二教授、摂南大学 塚田義典講師