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2021年度アスリート講演会開催

2021年07月13日（火）

2021年6月21日（月）D館D10教室において「アスリート講演会2021」が開催されました。本イベントは、主に体育会クラブに所属する学生を対象に、クラブ活動を行うにあたっての人間的教育を目的として、2015年度から行われています。今年度は新型コロナウイルス感染症対策として、対面とWeb配信の2つの形式で開催。講師に関西学院大学アメリカンフットボール部前監督の鳥内秀晃氏をお迎えし、「分業制スポーツにおける組織論～自分で考える力～」をテーマにお話いただきました。
 

学生時代は限られているからこそ目標設定が重要

鳥内氏は「学生時代という限られた時間の中では主体的な行動が大切」と話し、詳細かつ期限を明確にした計画を考え、実行する過程で仲間とお互いにチェックし合える環境作りの重要性を説きました。また人材育成において、指導者は自分の理想を選手に押し付けるのではなく、人それぞれに見合ったコーチングを行うべきと説明。強いチーム作りのためには選手の自主性を伸ばすコミュニケーションやチーム一丸となって目標に向かっていける組織づくりが大切だと語りました。講演は予定時間を大幅にオーバーするほど熱の入ったものとなり、参加者は鳥内氏の一言ひとことに真剣に耳を傾けていました。最後の質疑応答では、学生からリーダーシップやチーム作りについての質問がありました。今回対面に102名、Web配信に104名の参加があり、対面で参加した学生からは「一人ひとりの意識の持ち方がチームの強さを変えると実感しました」「レベルは違うかも知れないがクラブでのチーム作りのヒントが見つかりました」といった声が聞かれました。
 
 
 
 

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