目標 | 1.中小企業経営について総合的に考えるため、主要な経営戦略理論が状況に応じて活用できること。 2.経営上の課題について、マーケティング情報を基に戦略的視点から自社の経営資源を活用できるロジックが組めること。 3.経営戦略を実現するために、マーケットインの視点からマーケティングミックスを形成し、戦略的な対応ができるためのロジックが組めること。 4.マーケティングミックスの各視点における戦略が実現可能な戦術を前提したものとなっていること。 |
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準備学習 | 演習Ⅰの中で、1.経営戦略、2.マーケティング、3.人材マネジメント、4.財務・会計、5.生産マネジメント、6.店舗施設マネジメント、7.情報化について、十分復習しておくこと。 |
評価方法 | ・レポート 50% ・授業への貢献度50%(発表内容や議論への参加度合いを評価) |
演習の構成 (標準時間) | 1.多様な経営戦略の整理(1.5時間) 2.事例の検討 ①現状の経営理念・戦略の把握(1.5時間) ②外部環境、内部環境の整理・分析(1.5時間) ③部門間の課題の抽出(1.5時間) ④あるべき姿のシナリオ検討(1.5時間) ⑤目指すべきゴールの設定(1.5時間) ⑥ゴールを目指すための経営戦略の検討(1.5時間) ⑦経営戦略達成のための部門戦略の検討(1.5時間) ⑧発表・講評・振り返り(1.5時間) |
学習のポイント | ケース企業が行っている経営政策、経営戦略を読み解き、これにより企業内部の構造や事業活動を理解する。 一方でこのようなケース企業が競争市場の中で、どのような位置づけにあるかを分析する。 その上で、ケース企業が目指しているものと、現状のギャップを理解し、ケース企業が成長するためのシナリオについて、マーケティング情報を基に複数検討する。これにより多様な成長の方向性があることを理解する。 その上で最もケース企業に実現可能性が高く、成長できるマーケティング戦略を経営戦略と部門戦略の整合性をとりながら検討する。 また同時に、部門戦略が実現可能な戦術を前提としていることを理解する。 |
留意点 | 経営戦略を机上の理論で理解するだけではなく、具体的なケースで活用できるようにする。 進め方は、受講生を6人程度のグループに分け、グループ内のディスカッションを中心に進めていく。 |
教材 | 講師作成のオリジナル教材 |
その他留意事項 |