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事業承継を考える~小さな会社の大きな力~

<目的>

中小企業の最大の課題と言われる「事業承継」について、親族外承継やM&Aなども含めて機運が高まりつつあるが、後継者を決めていないなど先送りになっている中小企業も多い。その要因として、経営者と後継候補者(主に親と子)がそもそも事業承継についてコミュニケーションを取っていないことが多くを占めている。また、3040代前半で事業を引き継いだ経営者は、業況を好転させている割合が高いことから、なるべく早く事業承継の必要性に気づき、対策をとることが必要と言える。
そこで本セミナーでは、中小企業の事業承継についての他、小さな企業の成長を分かつ要因、小さな企業が有する潜在能力つまり“伸びしろ”について、中小企業を研究対象とする本学教員のマクロな視点と、小規模企業支援の現場で活躍する実務家のミクロな視点の両面から迫り、事業承継問題の根幹を捉え、経営現場での解決に向けたヒントを模索します。

<内容>

●講演
「事業承継を考える
   ー中小ファミリー企業の複数世代にわたる存続の要諦とはー60分)
  講師:江島 由裕(大阪経済大学経営学部 教授)
  講演内容(予定):
  ・中小ファミリー企業における事業承継、何が問題か?
  ・ファミリービジネスの特殊性/特徴
  ・崩壊する事業承継の段階的プロセス
  ・ブレイクスルー事例:後継者の苦闘
  ・中小・ファミリー企業へのメッセージ

●講演2
「事業承継問題の核と小さな会社の伸びしろ60分)
  講師:立石 裕明(株式会社アテーナソリューション代表取締役、中小企業政策審議会 小規模基本政策専門委員)
  講演内容(予定):
  以下3点を中心に、小規模企業者支援を通し蓄積されたミクロな視点からお話しいただきます。
  ・小規模企業で事業承継が進まない理由
  ・近年の小規模企業を取り巻く環境・政策の変化について
  ・小規模企業の潜在能力“伸びしろ”について

●質疑応答20分程度)

<開催日・会場>

開催日
  201981(木) 14:0016:30
会場
  大阪経済大学 北浜キャンパス
  〒541-0041 大阪市中央区北浜1-8-16(大阪証券取引所ビル3階)
  ◆アクセス
   https://www.osaka-ue.ac.jp/profile/access/areamap/kitahama.html
参加条件
  中小企業、小規模企業の経営者、後継候補者または関係者
参加料
  無料
定員
  50
共催(予定)
  大阪商工会議所、大阪商工会連合会

<講師紹介>

●江島 由裕
(本学経営学部 教授)

大阪経済大学経営学部教授、博士(経営学)。日本ベンチャー学会理事。企業家研究フォーラム理事。1989年米国ピッツバーグ大学大学院公共・国際事情研究科修士課程修了(MPIA)。2010年上智大学博士(経営学)。(株)三和総合研究所、岡山大学、島根県立大学などを経て現職。

主著
『小さな会社の大きな力:逆境を成長に変える企業家的志向性(EO)』(中央経済社、2018年)
『創造的中小企業の存亡:生存要因の実証分析』(白桃書房、2014年、日本ベンチャー学会清成忠男賞(書籍部門)、企業家研究フォーラム賞)
『ベンチャーズ・レビュー』No.11、日本ベンチャー学会(2008年、日本ベンチャー学会清成忠男賞(論文部門))
Firm growth, adaptive capability, and entrepreneurial orientation,Strategic Management Journal, 38(3).

立石 裕明
(株式会社アテーナソリューション代表取締役、経産省 中小企業支援ネットワークアドバイザー、中小企業政策審議会 小規模基本政策専門委員)

温泉旅館の三代目として生まれ、事業承継、第二創業を実体験。1995年、阪神淡路大震災にて被災し、事業再生を余儀なくされる。小規模企業振興基本法制定にあたり、政策ブレーンとして参画。小規模企業関連の講演、研修は1000回を超える。中小企業・小規模事業者専門の事業承継・事業再生コンサルタントとして幅広く活躍。

主著
『どんぶり勘定だからこそ、あなたの会社はこれから伸びる! ~小規模事業者革命~』(きこ書房、2019年)

<お申込み>

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【申込フォーム】
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