経済史研究 第17号(2014年1月発行)

『経済史研究』第17号(2014年1月発行)

   表紙(和文・英文)

〔講演〕
農村から見る現代中国社会の変動内山 雅生
(宇都宮大学国際学部特任教授)
〔論考〕
大阪経済の歴史的眺望 ―伝統と革新の系譜―宮本 又郎
(大阪経済大学客員教授・大阪大学名誉教授)
天保期紀州藩領における地主制の停滞
―耕地条件と地主経営に着目して―

池本 裕行
(京都大学研修員)
〔研究ノート〕
島原の乱、福岡藩本陣における藩主の食にみる機能と食文化
―御台所日記をとおして―

橋爪 伸子
(同志社大学経済学部非常勤講師)
衣服産業史研究の動向 ―個別史から全体史へ―岩本 真一
(大阪経済大学日本経済史研究所研究員ほか)
〔書評〕
天野雅敏著『戦前日豪貿易史の研究
―兼松商店と三井物産を中心にして―』

三輪 宗弘
(九州大学記録資料館産業経済資料部門教授)
高槻泰郎著『近世米市場の形成と展開
―幕府司法と堂島米会所の発展―』

中川 すがね
(愛知学院大学文学部教授)
河﨑信樹著『アメリカのドイツ政策の史的展開
―モーゲンソープランからマーシャルプランへ―』

小堀 聡
(名古屋大学大学院経済学研究科准教授)
杉原薫・脇村孝平・藤田幸一・田辺明生編
『歴史のなかの熱帯生存圏―温帯パラダイムを超えて―』

友部 謙一
(大阪大学大学院経済学研究科教授)
沢井実著『近代大阪の工業教育』高松 亨
(大阪経済大学情報社会学部教授)
〔歴史随想〕
「支那事変」から「大東亞戦争へ」藤田 貞一郎
(同志社大学名誉教授)