第108回経済史研究会開催のお知らせ

第108回経済史研究会

日本経済史研究所所蔵「旧大和郡山藩士吉田家文書」共同報告
 
*第1報告*
士族の家計簿―吉田家を事例に―
内山一幸 大阪経済大学経済学部准教授
 
*第2報告*
幕末期の大坂・京都をめぐる新視点
 ―「吉田家文書」の可能性―
後藤敦史 京都橘大学文学部准教授
 
日時:2022年10月22日(土)13:00~17:00
形式:対面形式(大阪経済大学 G館3階 共同研究室Ⅰ)
 
参加ご希望の方はフォームよりお知らせください

報告者からのコメント
 
「士族の家計簿―吉田家を事例に―」
 本報告はこれまで未整理であった大阪経済大学日本経済史研究所所蔵「旧大和郡山藩士吉田家文書」を用いて、士族の家計分析を行う。具体的には同文書群の特徴と吉田家の系譜を確認した上で、磯田道史『武士の家計簿―「加賀藩御算用者」の幕末維新―』(新潮新書、2003年)の成果に学びつつ幕末から明治期の当主であった一(はじめ)が作成した家計簿の分析を行う。その上で、士族の収支をめぐる諸問題について検討を行う。
(内山一幸)
 
「幕末期の大坂・京都をめぐる新視点―「吉田家文書」の可能性―」
 「吉田家文書」の中には、大和郡山藩が幕末期に担った大坂や京都の警衛に関する史料が含まれている。近年、幕末の畿内近国をめぐっては、大きく研究が進展しているが、「吉田家文書」は、さらにその研究の深まりにつながる可能性を有している。「吉田家文書」の調査で見えてきた、幕末期の大坂・京都の新たな歴史像について、その一端を示すことを目指したい。
(後藤敦史)