黒正塾

第23回寺子屋「昭和の経済史」

会  場 大阪経済大学
時  間 14:00~16:00
開催形式 対面・オンライン(Zoomウェビナー)併用
定  員 会場50名(抽選)/オンライン無制限
※開催形式および定員は状況により変更する場合があります。
※オンラインはライブ配信のみ。配信終了後の視聴はできません。
いずれも参加無料、事前申込制

2022年7月2日(土)

朝鮮戦争特需以後における経団連防衛生産委員会の模索
―日本技術協力会社の設立と南ベトナムへの技術者派遣―
講師:澤井 実 大阪大学名誉教授
 
【講師からのコメント】
 1956年3月に日本経済団体連合会(経団連)は東南アジア経済協力親善使節団を派遣する。同使節団は南ベトナム政府から日本人技術者派遣を要請され、これを受けて同年9月に経団連によって日本技術協力株式会社が設立される。本講演では同社の設立事情、その後の南ベトナムへの技術者派遣の実態を検討することによって、高度成長前期における国内民需に主導された経済成長とは異なる日本経済のもう一つの側面を検討してみたい。
 
 
【主な著作】
『海軍技術者の戦後』(名古屋大学出版会、2019年)
『現代大阪経済史』(有斐閣、2019年)
『技能形成の戦後史』(名古屋大学出版会、2021年)

2022年7月16日(土)

住友の鉱山・製錬業―昭和恐慌期から戦後復興期まで―
講師 渡邊 純子 京都大学大学院経済学研究科教授
 
【講師からのコメント】
 新居浜の別子鉱山は、戦前の住友財閥における資本蓄積の基盤の一つであった。この銅鉱山・銅製錬業を営む住友別子鉱山㈱については、昭和恐慌期以降の史料がほとんど残存しておらず研究も空白となりがちであった。同社は、戦時期から戦後復興期にかけて、住友鉱業、井華鉱業、別子鉱業、住友金属鉱山へと組織的変遷を辿る。本講演では同社の経営に焦点をあて、財閥の一事業としての発展から財閥解体後までの状況を振り返る。
 
 
【主な著作】
「戦時統制下の住友鉱業株式会社」(『住友資料館報』第52号、2021年8月)
「戦前昭和期の住友別子鉱山株式会社」(下谷政弘監修/住友史料館編『住友近代史の研究』ミネルヴァ書房、2020年)
『産業発展・衰退の経済史―「10大紡」の形成と産業調整』(有斐閣、2010年)

2022年7月23日(土)

阪神電気鉄道の昭和史
講師 廣田 誠 大阪大学大学院経済学研究科教授
 
【講師からのコメント】
 阪神電気鉄道は日本における都市間電気鉄道(インターアーバン)の先駆けとして明治末に開業し、その事業上の成功は他の私鉄や国有鉄道の経営に大きな影響を及ぼした。しかし大正末から昭和戦前期には阪急や省線(のちの国鉄)の参入で競争が激化し、さらに戦中・戦後の混乱期を経て高度成長期以降は、他社に先駆けて沿線市場の成長が鈍化し、またモータリゼーションの進展や関西経済の相対的地位低下などにも見舞われた。このように昭和期における阪神の経営は苦悩に満ちたものであったが、同社がこれらをいかに乗りこえ、今日に至るまで事業を維持発展させたかについて本講座ではお話ししたい。
 
 
【主な著作】
論文「高度成長期の阪神地域における日用品小売商業の展開と「買物バス」の運行」(『大阪大学経済学』第70巻3・4号、2021年3月)
論文「昭和戦前期の京阪神地域における省線の都市圏輸送への参入と私鉄各社の対応」(『大阪大学経済学』第70巻1号、2020年6月)
論文「私鉄とプロ野球―球場運営の歴史的展開から考える―」(『運輸と経済』第79巻第1号、2019年1月)

申込方法

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会場参加(受付終了)

会場参加希望の申込受付は6月13日(月)必着をもって、終了しました。
たくさんのご応募ありがとうございました。
●当選者には6月20日(月)までに受講票ハガキをお送りします。
●会場へのご入場には受講票が必要です

オンライン参加(受付中)

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申込締切
6月24日(金)
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お問合せ先
大阪経済大学日本経済史研究所
e-mail  kokusho★osaka-ue.ac.jp (★は@に置き換えてください)
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