お知らせ・ニュース

ニュース

2021年度卒業式・学位授与式を挙行しました

2022年03月28日(月)

春の訪れを感じる暖かな日に1,701名が卒業

2022年3月19日(土)フレアホールにて、2021年度卒業式・学位授与式が執り行われ、1,701名(学部1,646名、大学院55名)に学位が授与されました。

式典では、吹奏楽総部による卒業生の門出を祝う演奏で始まり、続いてグリークラブによる合唱が行われました。その後、来賓、学長、理事長、副学長、学部長、研究科長が登壇。2階席で 保護者らが見守るなか、山本俊一郎学長から学部の総代に卒業証書と黒正賞の賞状・記念品、研究科の総代には学位記と黒正賞の賞状・記念品が授与されました。
式辞では山本学長が「理不尽なことからただ目を背け続けるのではなく、理不尽な分だけ、いい出来事にも目を向けよう」説き、「本学で学んだことに誇りを持ち生きていってほしい」と卒業を祝しました。続く藤本二郎理事長は「失敗しても諦めないバイタリティと、相手を思いやるセンシティビティを大切にしてほしい。チャンスを活かし活躍するためには健康であることも大事」とアドバイスしました。
来賓の角脇忠行大樟会会長から祝辞をいただいた後には、本学卒業生の髙田明氏(ジャパネットたかた創業者)から届いたビデオメッセージが放映されました。
卒業生による答辞では、午前の部は人間科学部の北村美侑さんが、午後の部は経営学部の上條澄香さんが、それぞれ新しい人生への決意を語りました。
式典後、卒業生たちはゼミ別に分かれて、担当教員が1人ひとりに卒業証書を授与。優秀論文賞の卒業生には記念品も手渡されました。

総代のこえ

西井智美さん(経済学部経済学科)
大学生活では、ゼミ活動が一番印象に残っています。ゼミワンに向けたグループ研究において、初めてのリーダーという役割に苦戦しつつも、仲間たちと助け合い発表をやり遂げました。私はそれまでの学生生活では、リーダーという役割に苦手意識があり避けていました。しかしこの経験は、「計画性」や「話す力」の向上等自分の大きな成長につながったと感じています。在学生の皆さんも、食わず嫌いはせず、ぜひ様々なことに挑戦してみてください。
 
梅田真名さん(経済学部地域政策学科)
大学生活では、自主性を持って学ぶことができたのが楽しかったです。ゼミ活動や語学、資格講座など、興味のあることに自由に取り組みました。振り返れば、たくさんの人に支えられ、大変充実した4年間を過ごすことができました。
新型コロナウイルスの影響で環境がガラッと変わってしまいましたが、自分のやりたいことに挑戦できる有意義な期間であることには変わりないので、在学生の皆さんには、様々なことにチャレンジしていってほしいと思います。
 
竹島愛さん(経営学部第一部経営学科)
大学生活では部活動がとても思い出深いです。普段の練習や合宿など、多くの時間を仲間とともに過ごしました。コロナ禍で思うように活動できない時もありましたが、意見を言い合える仲間だからこそ、何ができるかを一緒に考え、最後まで走りきれたのだと感じます。
私にとってかけがえのないものとなったこれらの経験を胸に、社会人としてこれからも努力していこうと思います。まだまだ大変なこともあると思いますが、在学生の方には、今できることを全力で取り組んでほしいと思います。
 
上條澄香さん(経営学部第二部経営学科)
大学生活ではスペイン語を履修し、現在オンライン留学中です。また、国際交流課での英会話も心に残るものとなりました。私の大学生活における目標の一つに、大樟奨学金を受けられるような成績をとることというものがありました。その目標に向けて頑張ったことが卒業式で総代となり、答辞を述べることにつながりました。この経験は大変良い思い出となると思います。
学生の間は努力すれば成果として返ってきます。大学では自ら動けば楽しいことややりがいのあることに出会え、助けてくださる教員及び職員の方がいます。迷うことは是非やってみてください。
 
山城 勇太さん(情報社会学部情報社会学科)
4年間の大学生活を振り返って、学内行事のスタッフ活動が自分の成長につながったと感じています。活動の中で、PDCAサイクルを積み重ねたことによって成長できましたし、学びを楽しむことの大切さを知りました。在学生のみなさんには、自分が学びたいことを4年間の大学生活で見つけてほしいです。
 
北村美侑さん(人間科学部人間科学科)
1年生の時からお世話になっている平等文博教授と共に、卒業研究に取り組んだことが思い出です。私のゼミはゼミ生が私1人で最初は不安でしたが、その分熱心に指導していただき、学生奨学論文では佳作を受賞し、ゼミナール優秀卒業論文賞も受賞することができました。
在学生の皆さん、信頼できる教授を見つけたら、その教授の講義を積極的に受講し、教授に積極的に話しかけてみてください。教授と仲良くなると、勉強も楽しくなるし、大学生活が充実したものになります。
 
張暁霜さん(経済学研究科・修士)
中国からの留学生として、大学院に入ったばかりの頃、新入生歓迎会に参加して、先生方の関心と学生たちの友愛を感じました。大学院での生活を通して、これから立ちはだかる人生の壁を切り開いていくための基盤を学びました。探究心と情熱を燃やしながら研究という鍛錬に励みます。大学院の学習生活は人生の貴重な経験となっています。
 
陳玉芬さん(経済学研究科・博士)
大学院に入学してから、研究をするために、平日も休みの日も、大学に通って自ら研究を進めました。また、同時に、国際交流課や広報課等のイベントに携わることで、充実した大学生活を送りました。7年間で身につけた、「つながる力」を、これから社会に出て十分に発揮したいと思います。在学生の皆さんには、自分に制限をかけず、様々なことに挑戦して、人生にたくさんの色を付けて欲しいと思います。色の組み合わせと同じで、新しい発見や、バリエーションが増えるので、おすすめです。
 
末澤美鈴さん(経営学研究科)
COVID-19の流行により、入学前に思い描いていた学生生活とはまったく違う2年間でしたが、充実した日々を過ごすことができました。M1ではレポート作成に追われ、M2では修士論文作成に悩み、落ち込んでしまう日も多くありましたが、社会人のわたしが「学生」でいられるだけで楽しかったです。学んだこと、研究したことを自身が経営している会社に活かしていければと考えています。
在学生のみなさんには、コロナ禍で思うようにいかないことも多いかと思いますが、しっかり学んで、いろいろなことにもチャレンジして学生生活を楽しんで欲しいです。
 
李美丹さん(人間科学研究科)
3人の子供たちが自立したことをきっかけに、ようやく自分という存在に向き合うことができるようになり、これから自分のために生きよう、自分がやりたいこと、今までやり残してきたことをやろうと決意して大阪経済大学大学に入り、大学院にも進みました。
学部4年間と大学院2年間を、ここ大阪経済大学で優れた先生方のもとで過ごし、多くのことを学ぶことができました。特に大学院ではさまざまな文献を読んだことで、日本語能力が著しく向上したと思います。日本人学生ではないので、指導する先生は本当に大変だったと思います。先生に深く感謝しております。