ゼミで培った力をもとに堂々とプレゼンテーション
中村ゼミからエントリーした2チーム「大阪経済大学1」と「大阪経済大学2」は、まず全国6エリアに分かれてオンライン開催された地区予選大会に出場。「大阪経済大学1」が近畿地区予選大会代表に選ばれ、応募チーム数の調整のため九州・沖縄地区予選大会に出場した「大阪経済大学2」も同地区大会代表に選出されました。
各地区予選を勝ち抜いた代表6チームによる全国決勝大会は、オンラインで生配信され、出場大学の関係者など多くの人が視聴しました。さらに経済産業省や協賛企業による5名の審査員が厳しくチェックする中、中村ゼミの学生たちは臆することなく、ゼミで取り組んだビジネスプランの内容と成果、また活動を通じて習得した社会人基礎力についてプレゼンテーションしました。
発表内容
近畿地区予選大会代表:大阪経済大学1(当日発表者:芝、野田、里見)
【収穫と選果の手作業を支援するアプリ「Sortable」】
小規模農家が抱える「機械導入のコストが高い」「農業技術の継承や新規参入が難しい」「選別の際に個人差が生じやすい」という3つの課題を解決。そのため、 1.サイズの計測、2.傷の判定、3.個数のカウント、4.熟れ具合の判定の4つの機能を搭載した独自のアプリを考案。農家での実装実験も実施したことで、生の声を拾い上げることができた。社会人基礎力については、とくにチームワークが身についたことをアピール。
九州・沖縄地区予選大会代表:大阪経済大学2(当日発表者:広田、赤松、遠藤)
【行動把握によるインタラクティブなデジタルサイネージ「Act-is」】
屋外・店頭・公共空間・交通機関等で、映像表示装置を設置して情報発信、広告宣伝を行う「デジタルサイネージ」。この装置にカメラなどを搭載することで、1.行動追跡機能、2.画面切り替え機能、3.スマホ連携機能という3つの機能を付加。これによって、映像を見た人の行動追跡や広告効果のデータ化をできるようにした。デジタルサイネージを使って情報発信を行う引越会社の協力のもと、今後、実装実験を予定している。社会人基礎力については、機能などを考え抜いたことを強くアピールした。