第117回 経済史研究会開催のお知らせ

第117回 経済史研究会

報告
伊澤 正興 近畿大学経済学部准教授
テーマ
20世紀初頭アメリカ南西部農業移民の社会経済的影響
―サニーサイド農園を事例に―
 
概要
ミシシッピ州グリーンヴィルの農園所有者のリロイ・パーシーは、綿花地帯への農業移民誘致の先駆けとして、アーカンソー州チコ郡に移民入植地を建設。
イタリア北部からの移民を誘致したが、連邦司法省による債務奴隷労働強制労働捜査によって、南部移民政策の実効性が連邦議会において争点化された。このことは黒人代替論の破綻を意味し、農園所有者たちは農園労働力を確保するため、リンチ撲滅・黒人教育・処遇改善に配慮せざるをえなくなった。
 
日時
2024年9月28日(土)14:00~17:00
形式
対面(会場:大阪経済大学 G館3階 共同研究室Ⅰ)・オンライン(Zoom)併用
申込み
参加ご希望の⽅は下記フォームよりお知らせください