管理システムの管理・改善

管理システムの管理・改善

担当講師:島田尚往

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目標
・生産管理、品質管理について理解している。
・製造業のコスト構造について理解し、チャージを用いたコスト見積り方法を知っている。
準備学習
製造原価報告書を含んだ決算書の意味を理解していること。
生産マネジメント【第3単元】生産戦略の考え方の内容を理解していること。
評価方法
レポート50%
授業への貢献度50%
演習の構成
(標準時間)
1.コストと見積り(2.0時間)
 ①固定費と変動費
 ②チャージと見積り
 ③受注可否判断/値上げ
2.生産管理(2.0時間)
 ①納期管理と生産計画
 ②進捗管理板
 ③在庫管理
3.品質管理(1.5時間)
 ①改善のPDCAの回し方
 ②検査
 ③製造部門外起因のトラブル
4.DR(2.0時間)
 ①DRとは
 ②DRの活用方法
学習のポイント
・製造業のコスト構造について学び、企業によって特徴が異なることを理解する。
・チャージと見積り方法について理解する。
・単に納期を管理するのと、生産計画を運用することの違いを知る。
・様々な業態での生産管理について知る。
・進捗管理板を用いて生産管理を行う方法を学ぶ。
・データ取得とマニュアル化による品質の継続的改善について学び、DRとの関連を知る。
・改善のPDCAの回し方を知る。
・検査のポイントについて学ぶ。
・企業ごとの業務内容と生産改善におけるDRの位置づけについて学ぶ。
・DRの仕組みを規定するポイントを知る。
留意点
・受注可否判断や値上げにコスト見積が重要であることを理解する。
・生産計画がなぜ必要なのかを説明できるようにする。
・第4単元「製造システムの管理改善」で学ぶ手法との関連を把握できるとなお良い。
・どういった企業であればDRが有効なのかを把握する。
教材講師作成のオリジナルテキスト(PPT)
その他留意事項