12月14日(土)

【アントレプレナーシップ(ENT)塾】ベンチャーコンテストで入賞

2024年12月14日(土)、アントレプレナーシップ塾(以下、ENT塾)の和田 愛さん(経営学部2回生※当時)、石田翔琉さん(情報社会学部3回生※当時)チームが、第21回学生ベンチャーコンテスト2024 Powered by RIMIXの最終審査会に出場し、KCPA賞を受賞しました。
 
ENT塾は単なる起業のノウハウを学ぶだけでなく、起業や事業創造プロセスの理解と実践にかかわる一連の学びに深く関わることを通じ、参加する学生が主体的に成長を遂げることを目的として、2023年1月から開講しています。2024年5月からスタートしたENT塾のフェーズ2は、「ビジコンへの参加を通じてENTマインドを鍛える」をテーマに、メンターとのMTGやゲスト講師との対話を中心に実施されました。
 
和田さん・石田さんチームは、メンターの江島由裕教授(経営学部)・中村健二教授(情報社会学部)・井上晴可准教授(情報社会学部)と何度もチームMTGを重ねつくり上げた、睡眠に関するビジネスプラン「Nap-Up」を発表しました。結果、見事にENT塾生初の学外コンテスト入賞を果たしました。

学生の声

私たちは睡眠に関するビジネスプランを考えました。昼寝には作業効率を向上させたりストレスを緩和させたりする効果があります。実際にNASAでも昼寝に関する研究が行われており、作業効率・疲労回復・認知力・集中力すべてで夜の睡眠の3倍の効果があると発表されています。そこで私たちは昼寝に着目してビジネスプランを考えました。
今回のビジネスプランの概要としては、一般企業等において既存のスペースに心地よく昼寝をする環境を生み出すサポートを行うというものです。これらのサービスによって社会における昼寝文化の構築を目指します。
 

 ★成長した点

【和田さん】今回のベンチャーコンテストを通して私が成長したと感じたことは“人に伝える能力“や“なんでも吸収する力“です。 今回の取り組みではプレゼン用資料を作成したり、人前で喋る機会が今迄よりも格段に増えました。どのようにしたら伝わりやすくなるかなどを試行錯誤していく中で人に伝える能力が以前よりも段違いに成長出来たと感じました。 また2次審査以降はファイナリスト同士での関わりが増えました。全員がライバルという関係ですが意見交換をし合ったり、貰った意見を素直に受け止めという場面が多く見られました。このことから私も真似出来るもの、盗めるものはなんでも吸収するという姿勢で取り組みました。そういう意味で、立場などを気にせずに良いと思ったものをなんでも吸収していく姿勢が身についたと思います。 

 

【石田さん】私が今回の取り組みで1番成長できたと感じている点はコミュニケーション能力です。今回の取り組みの中でお互いのコミュニケーション不足や先生方への報連相が疎かになってしまい、スムーズに活動を進めることが出来なかった事がありました。この経験から些細なことでもコミュニケーションを取ること、今後の展開を明確にしておくこと、お互いの作業内容を確認することの重要さを実感しました。今では行った活動内容等を先生方へ直ぐに連絡することができるようになりました。ここが私が1番実感している成長した点です。 

 

★新たな発見 

【和田さん】今回の取り組みでは頭の中の考えをカタチにする難しさを感じました。その中でメンターさんや審査員・サポートしてくださった教授の方々からのフィードバックがとても重要であると感じました。ずっと自分たちだけで同じことを考えていると、本来の路線からズレたり矛盾が生じる事があるのですが、第三者から客観的意見を頂くことでそのズレを無くしたり自分達に無かった思考をもたらしてくれると実感しました。このことから関係者の方々から頂いたような外からの定期的なフィードバックが大切であると感じました。

 

【石田さん】新たな発見としては人との繋がりの大切さを学びました。この賞を頂くまでに沢山のメンター様や起業家様からのフィードバックを頂きました。そこで繋がらせて頂いた方から個別で意見を頂けた等、とても為になる経験が多くありました。更に出場者同士でも仲を深め、お互いに意見を言い合うことも出来ました。 自分たちの力だけではこの賞を頂くことは出来なかったと思います。沢山の方々の支えがあり受賞できたと実感しています。改めて感謝申し上げます。ありがとうございました。 

 

★今後の目標 

【和田さん】今後の目標としては、今回できたご縁や増えた知識などを活かしさらに私自身の能力を高めていきたいと思います。また学生のうちより多くのことにチャレンジしその中で多くの失敗を経験し思考力や精神面を鍛えたいと思いました。 今回力を貸してくださった皆様、本当にありがとうございました。

 

【石田さん】今後の目標としては今回のビジネスプランコンテストで得た経験を将来に活かし、自分自身で会社を立ち上げたいと考えています。まだまだ未熟な点が多いですが日々精進していきます。