実習を通じて最も難しいと感じたのは、経営者へのヒアリングでした。
初回は準備した質問項目を確認することに意識が向き過ぎ、一問一答のような進め方になってしまいました。また、実習先企業様が会場を丁寧に準備してくださっていたこともあり、こちらも必要以上に緊張し、どこか記者会見のような雰囲気になってしまったことを覚えています。
その反省を踏まえ、2回目は座席の配置から見直し、対話しやすい雰囲気づくりを意識しました。机をなくし、椅子を半円状に並べるだけでも場の空気は大きく変わり、前回より自然なやり取りができたように感じています。
一方で、それぞれが聞きたいことを深掘りした結果、予定時間を大幅に超過してしまいました。限られた時間の中で必要な情報を引き出すことの難しさと、タイムマネジメントの重要性を改めて認識する機会にもなりました。
また、報告書作成では、それぞれが担当部分を執筆するため、自分の担当に意識が向き、全体のストーリーとの整合を取ることの難しさも経験しました。そのような中でも、班長・副班長が中心となって全体を整理してくださり、一つの提言書としてまとめることができました。
班には財務、営業、店舗運営など、それぞれ異なる専門性を持つメンバーが集まっていました。議論を重ねる中で、自分にはない視点や考え方に触れる機会が多くあり、一人では決して到達できない提言が、チームであれば形になることを実感しました。