企業連携

企業連携

担当講師:大萱芳久

目標
企業連携の意義や代表的な連携形態(企業間連携、産学連携、異業種連携、公的機関との連携、オープンイノベーション等)について理解し、中小企業診断士として企業の経営課題を踏まえた連携戦略を立案・提案できる能力を身につけること。
準備学習
「企業経営理論」「経営戦略論」「中小企業経営・政策」における経営資源、競争戦略、イノベーション、アライアンスに関する基本事項を復習しておくこと。
評価方法
レポート:50%(企業連携に関する理解度や課題分析力を評価する。)
その他:50%(発表内容や議論への参加態度や貢献度を評価する。)
演習の構成
(標準時間)
1.企業連携の基礎と中小企業診断士の役割(90分)
2.企業連携の実践事例分析(企業間連携・産学官連携・オープンイノベーション)(90分)
3.ケース演習(企業連携戦略の立案・発表・講評)(90分)
学習のポイント
・企業連携が求められる背景を理解するとともに、企業間連携、産学連携、異業種連携、公的機関との連携、オープンイノベーションなど代表的な連携形態について学ぶ。また、中小企業診断士が企業連携支援において果たす役割や支援プロセスについて理解する。
・実際の企業連携事例を題材に、成功要因と失敗要因を分析する。大企業と中小企業、大学、公設試験研究機関、スタートアップ等、それぞれの立場や期待の違いを理解し、連携を成功させるためのポイントを整理する。
・ケース企業に対して企業連携戦略を立案する。経営課題を整理し、最適な連携先の選定、期待効果、リスク、役割分担、実施プロセスを検討し、グループごとに提案を行う。
留意点
本演習では一方向の講義ではなく、ケーススタディ、グループ討議及び発表を重視する。
企業連携には唯一の正解は存在しないため、論理的根拠を示しながら複数の選択肢を比較検討する姿勢を重視する。
また、受講生同士の積極的な意見交換を歓迎し、多様な視点から議論することを期待する。
教材
講義資料(オリジナル教材)
講師が作成するスライド資料及びケース教材を配布する。
参考文献
『中小企業白書』(最新版)
『ものづくり白書』(最新版)
『企業診断』(同友館)
中小企業庁・中小企業基盤整備機構が公表する企業連携・オープンイノベーション関連資料
その他留意事項
本演習では、企業連携を「知識として理解する」だけでなく、「中小企業診断士として実際に提案できること」を重視する。そのため、講義では講師自身が大手企業における新規事業開発、オープンイノベーション及び中小企業支援の実務経験をもとに、多数の実例を紹介する。