前回6月に佐藤さんが1回目の実習となる流通業の実習報告をされていますが、今回は初の製造業の実習となります。
今回実習を担当される講師は、中小企業診断士の高山吉和先生です。
メンバーのほとんどが非製造業の勤務先ということで、なかなか事前の企業イメージが掴めない状況での実習開始となりました。
まずは、決められた班での役割決め。
今回製造業ということで、我々のB班では以下の役割と人数に振り分けがありました。(班や企業先の状況によって役割と振り分けは変わります)
■戦略担当 : 2名 (リーダー・副リーダー)
■財務担当 : 2名
■人事担当 : 1名
■生産担当 : 1名
■営業担当 : 1名
■情報担当 : 1名 合計8名
私は今回、戦略担当としてリーダーの役割をいただきました。
5回の実習で、誰もが1回はリーダーを経験されることになると思います。
私も早いか遅いかの違いかなと受け止めました。役割が決まると、第1回目となる企業訪問(ヒアリング)の準備を始めます。
今回は、高山先生から現役金融機関勤務の2人に実習先企業の財務資料の概要を説明するよう指示がありました。2人の的確な説明を受け、皆で概況の把握ができました。
その後、ヒアリングの内容を各担当で検討していきます。
今回話し合いの結果、『回答の「理由」を確認することで深掘りすること』を、班の目標に設定させていただきました。あとはそれぞれの担当でヒアリング項目の抽出です。皆さん2回目の実習となるため“勝手知ったる”流れで検討を進めていきました。今回の企業先は、奈良県を本社工場とする製造業の企業様です。
事前に企業様と講師の先生が設定した時間を基に、訪問スケジュール自体も班の皆で検討して決定します。
自分も1回目の実習の際、集団で行動することの難しさを感じていましたので、今回対策として『実習訪問のしおり』を作成することにしました。『しおり』で、全体のスケジュールや役割、集合場所等を示しておくようにしました。
今回『しおり』で本社工場に到着予定の40分前にはタクシーで乗り継ぐ予定にしていたものが、実際は乗り継ぐ予定のタクシーが駅に1台もいない、といったハプニングもありました。(汗)
幸い待つこと20分ほどで掴まり、無事予定の13時に到着することができました。後で運転手に聞いたことですが、昼時の12時前後は休憩のためタクシー数も薄くなるそうです。次回から企業様への訪問時間を30分遅らすことにしました。