ワインにはロマネ・コンティのような100万円を超える物もあれば、スーパーに並んでいるものには500円以下で買えるものもあります。これほど価格帯に幅のある商品はあまり他に類を見ません。ソムリエのおすすめを鵜呑みにすると不当に高いものを飲まされるのではないか、という心配もあります。銘柄の種類もあまりに多く、何を基準に選んだらよいのか悩んでしまいます。
この講座では、ワインがこういう「とっつきにくい商品」になった経緯について考えます。今日話題になっているグローバリゼーションや産地主義といった事柄について、フランスを始めとしたワイン生産国の歴史を振り返りつつ考察していきます。また講演後にはブラインド・テイスティング(銘柄を隠してブドウ品種や産地を当てるゲーム)を行うことで、ブドウ品種や産地の特徴を体感して頂きます。