Graduate Voice

大学で身につけた
対話力を生かして、
お客さまの課題を見極める

株式会社日伝
営業推進部
マーケティンググループ

Sさん 情報社会学部 2017年卒業

「製品を売ること」ではなく「お客さまの課題を解決すること」に注力

 一流の機器・装置メーカーとのパートナーシップを武器に、ものづくりの現場へ最適な製品を提案する。それが日伝のビジネスです。私は営業推進部の一員として、展示会での製品紹介を中心に、営業活動を潤滑に進める役割を担っています。

 展示会には数多くのブースが並んでいます。その中から日伝を選んで足を運んでくれた。そこには何か理由があるはずです。もちろん、後ろには自信を持ってお勧めしたい製品が並んでいて、その良さを伝えるセールストークも準備しています。ですが、私の役割は「製品を売ること」ではなく、「お客さまの課題を解決すること」。一方的に話すのではなく、お客さまと対話する中で「どんな課題を抱えているのか」を感じ取り、最適なソリューションを提案できるよう努めています。この姿勢の根底には、在学中に務めていたオープンキャンパススタッフの経験があります。同じ来校者でも、高校生と保護者という立場の違いで、興味・関心の居所は大きく変わります。それぞれに同じ切り口ではコミュニケーションはうまくいかず、逆に相手が必要とする情報を提供できれば、スムーズに進むことを肌で感じました。だからこそ日伝でも、まずはお客さまの関心を見極めることを大切にしています。

情報をしっかりとアップデートしながら、自己成長していきたい

 展示会は一期一会で時間も限られており、うまく課題を見極められず、歯がゆい想いをしたこともあります。製品知識も、先輩方にはまだまだ敵いません。ですが、入社して3年、少しずつ成長している実感はあります。思えば、大学では「成長するための基盤」を築いていたのだと思います。日々進化するものづくりの世界、私自身もしっかり情報をアップデートしながら、確実にお客さまの信頼に応えられる人材へと成長していきたいと思います。

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