Graduate Voice

学校と地域をつなぎ、
地域の未来をつくる仕事

島根県隠岐郡海士町
教育コーディネーター

Nさん 経済学部 2013年卒業

教員とは異なる立場から、小・中学校での「総合的な学習の時間」を設計

 大学を卒業し、神戸の小学校で3年間教師を務めた後、より広い世界を知るために青年海外協力隊に参加し、サモアの小学校に赴任しました。現地の学校は子どもの教育機関でありながら、地域住民が集う拠点にもなっていたのが印象的で、「日本でも社会に開かれた学びの場をつくりたい」と思うようになったんです。帰国後は島根県海士町に移住し、教育コーディネーターとして働いています。主な役割は、小・中学校での「総合的な学習の時間」の設計です。教職員と地域の方との間をつなぎ、子ども・学校・地域が三方良しとなるような、地域と協働した“学校づくり”と学びを通じた“地域づくり”に挑戦しています。最近は、生徒が半年間かけて課題解決にトライする職場体験を実施したり、観光協会とコラボした農業体験ツアーを中学生と企画したりしました。大経大が掲げる「つながる力。」は、まさに今の自分の持ち味。これからも、学校と地域の間に立ち、より良い未来づくりに貢献したいです。

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