Graduate Voice

未来社会に向けた
着実な一歩を。ドローン等の
社会実装のための
法整備に取り組む。

国土交通省 航空局安全部無人航空機安全課
技能証明審査第二係長

Aさん 経済学部 2014年卒業

2022年12月に改正した航空法の整備に携わりました

 大学卒業後は地図データベースを整備・販売する株式会社ゼンリンに入社し、無人航空機(ドローンなど)を用いたサービスを社会実装するための企画開発や実証実験を実施していました。そんな中、国土交通省より官民人事交流としてお声がけいただき入省することに。現職では2022年12月に改正した航空法の整備に携わりました。有人地帯(第三者上空)において無人航空機を補助者なし目視外で飛行させる「レベル4飛行」が可能となった法改正です。これによりドローンでできることの幅がぐっと広がりました。前職では法律を守る立場でしたが、今は法律が作られる背景を知ることになり、自分自身に新たな視点が加わったと思います。多面的に事象を捉える力は、学生時代に鈴木ゼミで言語学や多様な思想・文化に触れたことで身についたと思います。ドローンは社会を豊かにする可能性がある反面、危険行為の手段となり得る可能性もあります。そんな中で私の日々の業務が、その安全な運航に資していると考えると身の引き締まる想いです。

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