式典では、吹奏楽総部による卒業生の門出を祝う演奏で始まり、続いてグリークラブによる合唱が行われました。その後、来賓、学長、理事長、副学長、学部長、研究科長が登壇。参列者が見守るなか、山本俊一郎学長から学部の総代に卒業証書と黒正賞の賞状・記念品、研究科の総代には学位記と黒正賞の賞状・記念品が授与されました。
式辞では山本学長が「狭く細くなりがちな見方・考え方を広げる意識、曖昧なことや矛盾することを許容する意識をもって、互いに多様性を認め合い、尊重し合える未来社会を築いていきましょう」と卒業を祝しました。続く藤本二郎理事長は「失敗しても諦めないバイタリティと、相手を思いやるセンシティビティを大切にして周りから信頼される人になり、夢を実現してほしい。チャンスを活かし活躍するためには健康であることも大事」とアドバイスしました。
来賓の角脇忠行大樟会会長から祝辞をいただいた後には、卒業生からのメッセージとして髙田明氏(ジャパネットたかた創業者)がビデオメッセージで登場し、「夢を持ち続けて、日々夢に近づくために努力する姿勢を大切にしてほしい」と卒業生を激励しました。
その後、在学生を代表して午前の部は体育会本部長の太田紘世さんが、午後の部は芸術会本部長の北井良幸さんが卒業生にメッセージを贈りました。そして卒業生による答辞では、午前の部は経済学部の洪敬基さんが、午後の部は経営学部の嶋田友香さんが、それぞれ新しい人生への決意を語りました。
式典後、卒業生たちはゼミ別に分かれて、担当教員が1人ひとりに卒業証書を授与。優秀論文賞の卒業生には記念品も手渡されました。