管理システムの管理・改善

管理システムの管理・改善

担当講師 : 島田尚往

演習のテーマ管理システムの管理・改善
目標・生産管理、品質管理について理解している。
・製造業のコスト構造について理解し、チャージを用いたコスト見積り方法を知っている
準備学習製造原価報告書を含んだ決算書の意味を理解していること。
生産マネジメント【第3単元】の内容を理解していること。
評価方法レポート70%
授業への貢献度30%
演習の構成
(標準時間)
1.生産管理(1.5時間)
 ①進捗管理板
 ②在庫管理
2.品質管理(1.5時間)
 ①データ取得とマニュアル化
 ②改善のPDCAの回し方
3.客先クレーム・仕損管理と設備トラブル管理(1.5時間)
 ①クレーム削減、不良削減、設備トラブル削減
 ②応急処置と恒久対策
4.コストと見積り(1.5時間)
 ①固定費と変動費
 ②チャージと見積り
5.改善会議(1.5時間)
 ①改善会議の出席者と議題
 ②改善会議の進め方と議事録
学習のポイント1.様々な業態での生産管理について知る。
 進捗管理板を用いて生産管理を行う方法を学ぶ。
2.データ取得とマニュアル化による品質の継続的改善について学ぶ。
 改善のPDCAの回し方を知る。
3.客先クレームや仕損、設備トラブルを組織的に低減していく方法を学ぶ。
 不良発生報告書のフォーマットに含める要素とその意味について考え、理解する。
4.製造業のコスト構造について学び、企業によって特徴が異なることを理解する。
 チャージと見積り方法について理解する。
5.定期的な改善会議により工場改善を進める方法について学ぶ。
留意点1.業態によって生産管理の具体的方法もかわることに注意する。
2.第4単元で学ぶ手法との関連を把握できるとなお良い。
3.恒久対策の重要性を理解した上で、具体的に会社の仕組みに落とし込む方法を知る必要がある。
4.受注可否判断にコスト見積が重要であることを理解する。
5.自分が改善会議の司会進行役を務められるようになる。
教材オリジナルテキスト(PPT)